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Concept

 “C-HR”、この前衛的なクロスオーバーに対し、TRDは“Your Only Fun SUV”をキーワードに開発した。
 これはあなただけのもの(Your Only One)と楽しさ(Fun)を掛け合わせた造語。クルマ好きの方には所有する喜びを感じて頂けるように、車をツールとして使う方にはファッションの一つとして飾る喜び、見る喜びを感じて頂ける、そんな想いを込めたコンセプトである。まず、エアロパーツには、TRDがサーキットやラリーなど、モータースポーツのエンターテイメント性を注いだ”Aggressive Style”と”Extreme Style”の2つの世界観を創生した。

Aggressive Style

 どんなストリートシーンにも際立つ新世代のホットハッチをイメージしてデザイン。ローダウンせずとも低重心に見えるようにボリュームを最適化し、横方向へのブラックアウトを多用することでスポーティかつワイド&ローなスタイルを実現した。

フロントスポイラー
 カナードを連想させるウィング形状によってボディを沈み込ませ安定感を。また、ブラックアウトすることでロアグリルを大きく見せ、1クラス上の重厚感を付与。さらにはLEDを埋め込み、夜間でも圧倒的な存在感を演出。

サイドスカート
 後部に配したダクト形状でスポーティイメージを、さらに跳ね上げた形状でリヤタイヤに当たる風を低減、燃費にも寄与している。また、我々のこだわりとしてサイドスカート裏側にもしっかりと整流版を配置。車両下面の風を整流し、車全体が路面に吸い付くような体感を得られるようにしている。

リヤバンパースポイラー
 効果的に床下の空気を排出するため、部位によって下面の形状を変更している。これにより、車両後方の安定感、後席の乗心地向上にも貢献している。また車両最下部にボディ色を配すことで視覚的にもスポーティかつ重厚な印象になるようなデザインとしている。

リヤトランクスポイラー
 跳ね上げたダックテール形状とすることで、シンプルなリヤスタイルに強烈なアクセントを付与。純正のルーフスポイラーに開いているダクトから流れ出る空気を活用し、リヤのダウンフォースを増強。後席の安定性をより高めると同時に迫力あるスタイルを演出している。また整流の副産物として、車両下面からの巻き上げを防ぐことにより、リヤガラスの汚れも軽減されている。

フロントバンパーガーニッシュ
 他のC-HRとは違うあなただけのフロントマスクを。ブラックまたは金属調シルバーのカラーアクセントは、ボンネットからバンパーに繋がるラインを流麗に長く見せる。特に車両側面から見た際には、ひときわロングノーズに見えるようになっている。また、ブラックボディに際立つよう設定したシルバーは、質感向上を目的とした新色の金属調シルバーとした。
 

 

Extreme Style

 ラリーを始めとしたエクストリームスポーツのイメージを基に、アウトドアシーンはもちろん、ストリートでも際立つファッション性を目指し作られた。フェンダーアーチ部分をより筋肉質に、かつブラックアウトさせることで、車高を変えずともリフトアップしたかのような迫力のスタイリングにまとめた。金属調シルバーのフロントスポイラーや、マッドフラップのアルミパネル等のアイテムで、拘り抜かれた道具のような武骨さを付与。また、どのボディカラーでもマッチングのよいデザイン、カラーとした。

フロントスポイラー
 左右に張り出したウィング形状によってボディを沈み込ませ安定感を。一方で金属調シルバー塗装に仕上げ、アンダーガードを連想させる力強いシルエットとした。

オーバーフェンダー
 フィン形状のキャラクターを入れることで、横風にハンドルが取られにくいよう整流しつつ、C-HRの勢いのあるシルエットにマッチするデザインにまとめた。

マッドフラップ
 アルミパネル付の本格仕様でありながら、日常で支障のない位置/高さとし、車止めへの干渉や積雪時にタイヤへの巻き込みを防ぐためのストラップを設定している。
 なお、バンパーガーニッシュとリヤトランクスポイラーはAggressive Styleと共通だが、リヤトランクスポイラーはどのボディカラーでもブラックとした硬派なイメージを我々TRDとしてお勧めさせて頂きたい。
 

 

Sports Seat Cover

 TRDではコンプリートカーの14R-60を始め、86、Vitzの用品としてバケットシートを設定してきた。これらの知見を活かして見た目のスポーティさだけでなく、ドライビングポジションの最適化と座り心地の向上を追求したスポーツシートカバーを新たに開発した。
 座面はリブ位置・形状の縫い目・段差を有効的に用いて、前後方向の体の動きを抑えている。また腰部に配置したサポートパッドにより、腰骨をしっかりとホールドさせ、バケットシートに近しいホールド感を締め付けることなくもたらす。これは左右方向へのずれを抑えることで常に最適なドライビングポジションとなるようにした。
 バケットシートが左右の「形状」で体を「抑えて」いるのに対して、このシートカバーは「座面」で体を「支えて」いるため、体型を問わずドライビングポジションをキープできる。
 一方で座り心地の向上にも力を入れており、座面には低反発ウレタンを採用、上下の動きを吸収する。背面及び腰部のサポートパッドにはエクスジェル®を内蔵。体圧を広く分散させ、ドライバーの体型や好みに応じて面積と厚みを調整可能とした。その結果、長時間の運転でも快適なドライビングを可能とした。
   

Motion Control Beam

 ボディ補強のメンバーブレース、車両ねじれやノイズを吸収するパフォーマンスダンパー。今回、C-HRに設定したMCB®(モーションコントロールビーム)はこの両者の要素を取り入れ、剛性を向上しつつ振動を減衰させることによって、車両安定性と乗り心地を向上させるアイテムである。
 効果として、ドライバーのハンドル操作に対して切り始めた瞬間から、意のままに応答するようになる。また、サスペンションのショックアブソーバーがより効果的に機能するようになり、路面からの突き上げに対して車両が安定し、乗り心地の向上を図っている。