「TRD x NUTAHARA PRO SPEC DAMPER」装着車両
全日本ラリー選手権 第８戦「RALLY HOKKAIDO」JN-4クラス優勝

　9月14日（金）～16日（日）、前週に見舞われた北海道胆振東部地震の復興を後押しする雰囲気の中、主催者と地元の多大なる尽力の元で開催された「RALLY HOKKAIDO」。TRDから、車両とサスペンションの評価と開発を目的とし「TRD プロスペックダンパー８６」が、石田雅之/遠山裕美子を擁して参戦した。

　レグ１では序盤こそ本来のグリップとスピードが得られず、シリーズ参戦の中で速さをもっているライバルと僅差の接戦を繰り広げたが、SS3から本来のスピードを取り戻し、快走。北海道を得意とする関根/草加 組（スイフトスポーツ）に33秒4の差をつけ、クラス首位で終えた。
　レグ２ではサバイバルな展開となり、各車がアクシデントで後退していく中、「TRD×NUTAHARAプロスペックダンパー」を装着した８６は終始安定した速さで走りぬき、スポット参戦ながらもクラス2位の中村/大矢 組（トヨタ８６）に対して5分以上の差をつくり、JN-4クラス優勝を遂げた。ドライバーの石田も「装着したサスペンションは、もっと踏めるのではないかと感じてしまうほど安定していた。ラリー北海道のようにハイスピードかつ荒れた路面でとても走りやすかった」と語り、サスペンションと車両への信頼をにじませた。