SPECIAL 開発ストーリー

開発関係者が語る!!! GR PARTSのこだわりと想い

  • ※映像内の車両は開発車両のため一部仕様が異なります。

官能に訴えるマフラーサウンドチューニング

モータースポーツの技術を用いて作られたマフラーサウンド

五感を震わすマフラーサウンドは、最もクルマの性能を感じる瞬間である。
排気効率の向上や、4本出しによるスタイリングの向上はもちろんのこと、
サウンドにもこだわり開発を行った。
目指した音の要素は3つ。
まず、ドライバーが走行状態を把握しやすい、リニアに吹き上がるサウンド。
次に、不快なこもり音や、雑味のないサウンド。
最後に、アクセルを踏み込んだときに増幅感があり、
もっと走り続けたくなるような乾いた高音サウンドの追求である。
開発には、国内最高峰のレースで培った、
モータースポーツの技術を惜しみなく注ぎ込んだ。

MBD(モデルベース開発)とは、
コンピューター上で作製したシミュレーションモデルを使い、開発する手法である。
この手法により、シミュレーション上で様々な形状や条件によるテストを行い、
データ解析による、精度の高い開発が可能となる。
その結果、試作品を何度も作り直すことが無くなり、
短期間で高品質な製品開発が可能となった。
レーシングカー開発においては、エンジン開発や空力開発に用いているが、
マフラー開発では、今回のGRスポーツマフラーが初めての取り組みである。


マフラーのシミュレーションサウンドの周波数分析

今回のGRスポーツマフラーの開発では、シミュレーションモデルの造り込みが最も困難であったが、
モデルの精度が実際のサウンドに大きな影響を及ぼすため、十分に検討を重ねた。

開発を進める中で、ある周波数域の音量が増すと、心地良く感じることを発見。
「目指すサウンド」が明確となった。
そして、実際の試作品のサウンドを聞き比べた時、
シミュレーションと近い音になっており、
目指すマフラーサウンドを実現することができた。

エンジンをかけた瞬間は迫力のあるサウンド。
アイドリング時や低速での走行は、
雑味やこもりのない、クリアなサウンド。
高速道路などでアクセルを踏み込んだ際の増幅感は、
甲高いハーモニーのようなサウンドに仕上がっている。

※画像は開発車輌のため一部仕様が異なります。

標準マフラー
サウンドシミュレーション

GRスポーツマフラー
1次試作品サウンドシミュレーション

GRスポーツマフラー
最終試作品サウンドシミュレーション

GRスポーツマフラー
最終試作品サウンドシミュレーション

GRスポーツマフラー
最終試作品 実測サウンド

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