GR REARWING GRリヤウイング

GRリヤウイング

CFD解析を用いて形状を最適化、空気抵抗を増加させずに適切なダウンフォースを確保し、ワインディング走行から高速走行までの様々な速度域においてもしっかりと空力効果を発揮し操縦安定性を向上。
ウイング本体はドライカーボンを使用、ウィングステーは可能な限り肉抜きを施したアルミ合金とすると共にトランクリッド背面に着地させることで軽量かつ高剛性でスタイリッシュな見栄えを実現。

DETAIL

材質 リヤウイング本体:CFRP(炭素繊維強化プラスチック)
ウイングステー:アルミニウム合金
設定 除くGRトランクスポイラー付車

※ドライカーボン製品のため、生産に時間を要する場合がございます。

※2023年8月現在の車両です。

迫力あるスタイリングと空力性能向上の両立

空気抵抗を最小限にダウンフォースを最大化

既に多くのGTウイングが販売されているなか、機能美を追究することでカスタマイズパーツとしての代り映えも付与し、市販車では採用例の少ないバーチカルマウントを採用。
GR PARTSとして「機能価値」も当然ながら付与。CFD解析を用いて形状を最適化し、開発ドライバーによる綿密なチューニングを行った結果、空気抵抗の増加を最小限に抑え最適なダウンフォースを確保。ワインディング走行から高速走行までの様々な速度域においてもしっかりと空力効果を発揮し操縦安定性を向上。そのために車両状態や環境に合わせて角度を3段階に調整することが可能。

CFD解析-流れの比較-

【空力PKGⅡ+GRトランクスポイラー】

車体周りの全圧分布(エネルギの分布)

車体周りの圧力分布

ルーフからトランク上の流れをせき止めることで(①)、トランク上からスポイラー上にかけて圧力が上昇(②)、車両を下側へ押さえつける力(ダウンフォース)が発生する。トランクスポイラー上面は流れに対し傾斜が付いているため、同時に車両を後方へ押す力(空気抵抗)も若干発生。

【空力PKGⅡ(除くGRトランクスポイラー)+GRリヤウイング】

車体周りの全圧分布(エネルギの分布)

車体周りの圧力分布

車両周りの流れのエネルギーが高いところにウイングを配置し、流れに合わせて形状を最適化。(③)
ウイングの上下面に圧力差が生じる(④)ことでウイング自体でダウンフォースを発生させ、ウイングによる空気流れの乱れや空気抵抗の増加も最小限に抑える。
同時にウイング下面の負圧が床下の空気を引き抜くように作用し、床下の流れが改善(⑤)され、床下の圧力が下がりダウンフォースを得る。⑥)

トランクスポイラーに対してより効率的にダウンフォースを得ることができる。

【角度】

  • ①0°(標準位置): GR PARTS[空力PKG あるいは Ⅱ]装着車
    (除くGRトランクスポイラー付車)
  • ②1.25°:大型のカナードやフロントリップスポイラー等装着車
  • ③2.5°:ウェット路面や滑りやすい路面

※エアロ非装着車に単品で装着の場合、
前後の空力バランスが変化するため操縦安定性や乗り心地に影響がございます。

―装着効果(メリット&デメリット)―

【メリット】

  • ・エアロ既装着車の場合、空気抵抗を増加させずに適切なダウンフォースを確保(遅くさせずに抑えつける)
    ワインディング走行から高速走行までの様々な速度域においても空力効果を発揮し操縦安定性を向上
  • ・リヤスタイリングをスタイリッシュかつ迫力あるものに
  • ・インフュージョン成形(VaRTM:バータム:真空補助樹脂注入成形)で耐久性や製品強度を確保
  •  →上型を使用せずに下型だけを使い、圧力ではなく真空吸引の力を利用して成形
      主な製品:風力発電のブレード、小型船舶など

【デメリット】

  • ・GRトランクスポイラー装着車には同時取付不可。(純正トランクガーニッシュを再購入必要)
  • ・エアロ非装着車に単品で装着の場合、前後の空力バランスが崩れる(リヤ寄りの空力バランス)

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